2011年6月23日木曜日

カレンデュラ

カレンデュラ(マリーゴールド、ポットマリーゴールド、キンセンカ)
学名:Calendula

学名のCalendulaは「各月の」を意味するラテン語calendaeからきている。
温暖な地域では1年を通して毎月花を咲かせることからつけられた。


成分
 フラボノイド(イソクエルシトリン、ルチン)
 テルペノイド(α、β-アミリン、ルペオール、ステロール)
 樹脂(カレンデュリン)
 カロチノイド色素
 粘液質(多糖類)
 タンニン
 精油(メントン、イソメンドン、カリオフィレン、イオノン)
 その他

作用
 消炎
 創傷治癒
 殺菌
 保湿
 収斂
 抗酸化
 皮膚軟化など


化粧品の成分としてはトウキンセンカエキスとして乾燥肌、敏感肌の消炎、鎮静。肌荒れ防止、保湿、皮膚軟化のなめに配合されている。

マリーゴールドと呼ばれる植物はカレンデュラ以外にも存在し、安全性や作用が異なるので注意が必要。
 アフリカンマリーゴールド、マンジュギク
 フレンチマリーゴールド
 スィートマリーゴールド、ニオイマンジュギク、ミントマリーゴールド
 インカマリーゴールド

2011年6月7日火曜日

エルダーフラワー

エルダーフラワー(セイヨウニワトコ)
学名:Sambucus nigra

学名のSambucusはエルダーの木で作られたギリシャの笛「Sambuke」を、nigraはエルダーの果実の黒い色を意味している。
「庶民の薬箱」と親しまれてきた。


成分
 フラボノイド(ルチン、イソクエルセチン)
 トリテルペン酸(ウルソール酸)
 脂肪酸(パルミチン酸、リノレン酸、リノール酸)
 粘液質
 タンニン
 ミネラル(主にカリウム)
 その他

作用
 消炎
 収斂
 保湿
 抗酸化など


一般の化粧品にはセイヨウニワトコエキスとして、消炎、収斂を目的とした植物成分として配合されている。

ウィッチヘーゼル

ウィッチヘーゼル(ハマメリス、アメリカマンサク)
学名:Hamamelis virginiana

学名のHamamelisはギリシャ語の「りんごの木に似ている」という意味からきている。

成分(葉)
 タンニン(ハマメリタンニン、カテキン)
 フェノール酸(カフェー酸)
 フラボノイド(ケンフェロール、クエルセチン、クエルシトリン)
 精油
 その他

成分(樹皮)
 タンニン(ハマメリタンニン、カテキン)
 フラボノイド(少量)
 精油
 その他


作用
 収斂
 消炎
 抗酸化
 止血
 創傷治癒
 抗菌など


一般の化粧品には、ハマメリスエキスとしてにきび肌用、男性用、日焼け予防・日焼け後のスキンケア製品などに、収斂、創傷治癒、消炎などの目的で配合されている。
強い活性酸素除去作用のあるハマメリタンニンを分離して、老化予防の化粧品にも応用されている。

※タンニンはたんぱく質やアルカロイドと結合し沈殿させる特徴を持っている。

2011年6月6日月曜日

紫草クリーム

広島にあるメーカー漢萌(KANPOO)が出している紫根のクリーム。
『紫草クリーム』の成分
 胡麻油
 蜜蝋
 ホホバ油
 トコフェロール
 当帰エキス
 紫根エキス

紫根や当帰を胡麻油で煎じたもの。

商品なので詳細な作り方、分量は不明。しかし、紫雲膏に近いものだと思われる。
現代風にアメリカ大陸のホホバ油やビタミンE(トコフェロール)が加えられている。紫雲膏と異なり練られていないようだ。
当帰、紫根の順に表示されてるので、当帰のほうが多いかもしれない。
紫外線防止効果もあると書かれている。

同メーカーから蜜蝋を使っていない『しなやか』という美容オイルもある。
『しなやか』の成分
 胡麻油
 ホホバ油
 トコフェロール
 当帰エキス
 紫根エキス



潤肌膏のように胡麻油に当帰、紫根をいれて煮ればできるのでは?!

アーユルヴェーダを応用したリップクリーム

リップクリーム(『あたまから元気! アーユルヴェーダ家庭療法とヘナで安心美髪』(著者:パティル・シーマ・長澤)より)
 ヒマシ油 500cc
 ラタンジョット(紫根) 125g
 蜜蝋 40g
 精油(お好みの香りとティーツリー) 10滴

作り方
1.ヒマシ油とラタンジョットを混ぜて2週間寝かせる。
2.鉄鍋に入れ弱火にかけて2~3時間煮る。
3.冷めたら布で濾す。
4.蜜蝋をなべに入れ火にかけ溶かす。
5.ヒマシ油を加えて混ぜる。
6.精油を加えて、型に流し込み冷やし固める。


カラーリップのように少し色がつく。
傷のある唇にも使える。


オイルが異なり、当帰が入っていないが潤肌膏、紫雲膏に近いもののように思う。
日本、中国、インド、国が違っても昔から同じようなものを作り使っていたようだ。


ムクティの『ルーパルージュ』という製品がこれに当たると思われる。
ルーパルージュの成分
 ヒマシ油
 紫根
 蜜蝋
 ティーツリー
 ペパーミントオイル

2011年6月4日土曜日

紫雲膏

紫雲膏(しうんこう)は、皮膚病に効果があるとされている漢方薬。

中国の明代(1368年 - 1644年)に珍実功が著した「外科正宗」に記載されていた潤肌膏をもとに、江戸時代の医師・華岡青洲(1760年 - 1835年)が創案した軟膏であり、ひび・あかぎれ・しもやけ・魚の目・あせも・ただれ・外傷・火傷・かぶれなど、膿や滲出液の少ない皮膚症状に適用される。

潤肌膏は紫根、当帰、胡麻油、黄蝋という四味から構成された軟膏。
潤肌膏に豚脂を加えてつくったのが紫雲膏。


Wikiより紫雲膏の処方例
 胡麻油(ゴマユ) 100.0
 紫根(シコン) 10.0
 当帰(トウキ) 10.0
 黄蝋(オウロウ。蜜蝋のこと) 38.0
 豚脂(トンシ) 2.5

日本薬局方に記載されている分量。
 胡麻油(ゴマユ) 1000g
 紫根(シコン) 120g
 当帰(トウキ) 60g
 蜜蝋(ミツロウ) 340g
 豚脂(トンシ) 20g


作り方
1.胡麻油約140~180度で1時間くらい煮立てる。
2.蜜蝋、豚脂を入れ溶かす。約140度で20分加熱。
3.当帰を入れ約140度で20分間。当帰を取り出す。
4.約140度、紫根を入れすぐに火を止める。紫根を取り出す。
5.ガーゼで漉し、自然冷却して固める。
6.固まったらよく練る。


潤肌膏は胡麻油に紫根と当帰をいれ煮た後に漉して蜜蝋を加えるらしい。

2つを比べると紫根と当帰の割合が違う。
華岡青洲自身は書籍を残していないので、実際の処方は不明らしい。


一般的にクリーム(軟膏/バーム)は油:蜜蝋=4~5:1
それに比べれば、ずいぶん蜜蝋の量が多い。
作り方の最後の工程、練るをしなければ大変硬く使いにくいだろう。練ることで光沢、粘りのあるものに仕上げるようだ。

紫根化粧水

テレビで紹介されて話題になったそうだ。シミ・くすみを防ぎシワ・たるみにも効果がありという。

紫根化粧水の作り方(1か月分)
(1)紫根15gを水300ccに入れる
(2)弱火で15分煮詰める
(3)茶こしでこして冷ます

紫根とはムラサキ科の植物ムラサキの根。絶滅危惧種。
紫根の効能主成分はナフトキノン誘導体のシコニン、デオキシコニン、アセチルシコニンなど。
薬理効果が高い、その為かぶれる人もいる。



煮出した汁は、1ヶ月ももつのか? 腐らないのか?

ハーブ、生薬の成分

成分を大きなグループに分けるとフラボノイド、タンニン、アルカロイド、サポニン、油脂、精油、ビタミン、ミネラルなどの分類できる。

水溶性成分・・・・・・フラボノイド、有機酸、タンニン、ミネラル、アルカロイド、水溶性ビタミン(B群、C)、糖

脂溶性成分・・・・・・油脂・脂肪酸、精油、脂溶性ビタミン(A、D、E、K)


特徴ある成分
 タンニン・・・熱湯抽出で溶出、たんぱく質と結合し沈殿する
 でんぷん・・・熱湯を加えると糊化する
 アルカロイド・・・水抽出すると溶出されにくい
 たんぱく質・・・熱によって変性(凝固)する、タンニンと結合し沈殿する


水溶性成分は水性基材で抽出する必要がある。脂溶性成分は油性基材で抽出する必要がある。
両方の成分をある程度抽出できる基材にエチルアルコールがある。

2011年4月25日月曜日

ワセリン

できるだけ肌につけないようにと思っていますが、春の乾燥で、肌が粉をふいています。
いつもはフローラルウォーターと少量のマカデミアナッツオイル、ククイナッツオイルなのですが、それでは間に合わない感じです。ついでに大きくなってきたお腹も痒い。こっちはシアバターとホホバオイルを塗っていました。

オイルでは結果があまりよくないので、近頃は白色ワセリンを使っています。ワセリンは肌を保護しますが、肌によい成分は含んでいません。美容オイルとは違うところです。

とりあえずワセリンで、肌もお腹の痒みも落ちつきました。
サンホワイトという高品質でチューブ入りのワセリンが気になります。

しかし、近所の薬局に売ってある白色ワセリンとはずいぶんお値段が違います。その分、期待できるのだろうか?

2011年4月18日月曜日

小麦粉シャンプー

あまりやらないのですが、今日は小麦粉シャンプーをしようと思い準備中。
準備といっても簡単です。小鍋に水(カップ1)と小麦(大さじ1くらい)を入れ、混ぜながら加熱。とろみがついたら火を止め冷ますだけです。
使い方は、髪をお湯で軽く洗ってから、作った小麦粉シャンプーを髪に馴染ませ、洗い流すだけです。

あまりやらない理由は、どうも小麦粉が肌に合わないんじゃないかと思っているから。小麦粉パックをいうのがあって、小麦粉を水で溶いた物を顔に塗って、しばらくしたら洗い流すというものですが、これをすると何だか顔がむず痒い、痛痒い感じがします。でもそれは、その時の体調が良くなかっただけかもと思い、ときどき挑戦してしまう。

2011年4月14日木曜日

シカカイの実、アムラの実

震災の影響で時間がかかりましたが、注文していたシカカイの実100gとアムラの実100gが届きました。
どちらも予想以上に黒い気がします。
今は粉で作ったシャンプー液がもう少しあるので、それを使い終わったら使ってみます。粉よりも実の方が洗い上がりが良いという評判を聞くので、期待しています。

2011年4月13日水曜日

マタニティヨガ

マタニティヨガのDVDを買った。
妊婦用なので、ちょっとゆるめ。呼吸法が中心。そしてストレッチとマッサージ。
パワーヨガやりたい、陰ヨガやりたい。でもお腹が張ることが多いので無理できない。マタニティヨガも数回しかやっていない。前の妊娠中も病院で行われているマタニティヨガに参加してみたかったが、お腹が張って薬を飲んで寝てばかり。
今回も、薬を飲み始めた。もうすぐ寝て暮らすかもしれない。

2011年3月28日月曜日

フケ

冬になったら、フケが出るようになった。使っているのは、ハーブシャンプー。シカカイ、アムラ、ヘナ。
ハーブの影響というより、冬になってお湯の温度が上がったからではないかと思う。温かくなってきたら、治まってきたので。
だからといって家の風呂場はタイル張りで寒いので、夏のような温度では寒すぎる。

2011年1月21日金曜日

検索結果

yahooの検索結果が、Googleの検索結果と同じになったように思う。
提携の結果かな?
yahooやyahooで独自にやるので結果は違うと聞いていたのだけど??

メインのホームページはGoogleの結果にしか出ていなかった。yahooにも出るようになったのでありがたいのだが、yahooも同じになってしまったら、Googleのユーザーがさらに減るのではと思う。Googleにもメリットがあるのだろうか?

顔ヨガ

2、3回再生しましたが、お蔵入りです。